すきなものだけすきなだけ。

育児とソーイングとカメラとその他

自分にとっての当たり前が他人にとっての当たり前じゃなかったこと

父のはなし。

父親は機械修理や販売をする仕事をしていて、昔から当たり前に工具に囲まれて育ってきた。

乾電池がなくなりそうになったら電池残量はかったり(サーキットテスター)
浮き輪や自転車の空気はプシュっといれたり(コンプレッサー)
プロパンガスボンベをカットして蝶番つけて燻製釜をつくったり(グラインダー)
*1
最近では、ドラム缶を縦半分に切って溶接して、焼きとうもろこし焼く台作ったりしたらしい。

その昔、自転車の空気はコンプレッサーで入れるものと思っていて
中学校のときに手動の空気入れをはじめて目の前にし、使い方がわからず固まってしまったら、先生や友人に笑われてとても恥ずかしかったのを今でも覚えている。
(中学生にもなって自転車の空気を親にいれてもらってるの?お嬢様?wと言われた)

そのときはコンプレッサーという言葉をしらなかったし、どういう仕組みで空気が入るのか説明できなかった。電源が繋がってるのも知らなかった。
コンプレッサーって、普通の家にはないんだ・・とはじめて知った日。

最近、7年選手の学生時代の私が奮発して買ったアイロンが使えなくなった。
どうやら断線してしまったらしい。
お気に入りだったので、ダメ元で父親に直せない?と聞いたら、喜んで工具をひっぱりだしてきた。
すぐ直るよー。切ってつなげるだけ。といって1時間もせず直してくれた。
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詳しく聞くと、圧着端子、熱収縮チューブ、というのを使ったらしい。
よろこんで色々はなしてくれた。
今までこういう話を聞くことはなかったけれど、
こんなに嬉しそうにするなら聞いておけばよかったなあと思った。

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そんな工具好きの父。大学生のとき、バレンタインに工具チョコをあげたら
スパナだ!レンチだ!ボルトとナットがちゃんとはまる!と子どもみたいはしゃいで喜んでいた。

半年後くらいに帰省したとき、
母親から「少しずつ食べたり、食べずにながめてたりするんだよ」と聞いた。


工具好きの父、彼、旦那さんにおすすめ。
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*1:ガス販売店から期限切れのボンベを社名消すのを条件に加工許可を得ている